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アフターケアが充実しているクリニックを選ぶ

アフターケアが充実しているクリニックを選ぶ

 

 

子宮がんや卵巣がん、乳がんに泌尿器系のがんや皮膚がんの手術を経験した患者さんはいますか。
その手術を受けた後、浮腫みに悩まされている人がいれば、それは「リンパ浮腫」という後遺症が原因です。
リンパ浮腫は普段私たちが経験する一過性の浮腫みとは異なり、生涯にわたって付き合っていく浮腫みです。
症状が現れる場所としては乳がんの手術をした場合は肘の上下、そのほかの子宮系のがんや泌尿器系のがんは下腹部や下肢、陰部周辺に現れます。

 

・指を押して跡が残ってしまう

・つまんでも皮膚にしわが出来ない

・静脈がわからないなどの症状が現れている

などの症状がある場合、リンパ浮腫の可能性があります。
では、リンパ浮腫になった場合、どんなケアをしていくのでしょうか。

 

アフターケアで症状を緩和できる

浮腫とは浮腫みのことを言います。
リンパ液が滞ったことにより手足などがパンパンになってしまう症状です。
たかが浮腫みで病院と思う人は要注意です。
浮腫みも放置しますと日常生活を送るうえであらゆる支障が起こるからです。
症状も早期から重症までありますが、特に重症となった場合は歩くことも大変で靴も履けなく、ペンを握る事も困難になってしまいます。
たかが浮腫みと放置するとこのような状態になってしまいます。
ではどういったケアをクリニックでは行っているのでしょうか。

〇複合的治療

アフターケアとして今行われているのは「複合的治療」です。
その内容は、スキンケア・リンパ誘導マッサージ・圧迫・圧迫下での運動療法の4つです。
これ以外にもリハビリやホームケアの指導も加わります。

 

スキンケア
スキンケアは、リンパ浮腫の症状が重くなってくると肌が乾燥してしまいます。
肌は外部からのウイルスの侵入を防ぐために適度な潤いを必要としています。
これをバリア機能と言いますが、潤いが不足するとこのバリア機能が弱まってしまい、あらゆる皮膚トラブルの原因となってしまうため、肌の保湿ケアをするように指導します。

 

◆リンパ誘導マッサージ

リンパ誘導マッサージとはリンパドレナージとも呼ばれており、ゆっくり優しいマッサージを施してリンパ液の滞りを解消することを目的としています。
「ゆっくり優しく」が重要なポイントで、皮膚の下にはリンパ管があります。
このリンパ管をつぶすような強いマッサージを行っては流れるリンパ液の量も半減してしまうため、当然効果も半減してしまいます。

だからこそ、このゆっくり優しいマッサージでリンパ管をつぶす事を防いで効率よくリンパ液を流すことを目的としています。
ホームケアでもこのリンパドレナージュの方法を指導しています。
自宅で行う際は足の先から付け根に向かって同じようにマッサージをしたり、腕の場合も手のひらから肩にかけてゆっくり行います。
また、老廃物が溜まりやすい脇やひざ裏、鎖骨のくぼみを優しくほぐすといいでしょう。

 

◆圧迫

浮腫みがひどいとき、弾性ストッキングやソックスを履いて寝ている人も居るでしょう。
リンパ浮腫の患者さんにもこの弾性ストッキングを使用します。
一般で販売されているストッキングの構造も、つま先部分が圧が高くて付け根になると圧が緩くなりますが、リンパ浮腫の患者さんにも同じようなものを使用します。
包帯を使ったケアもありますが包帯の場合きつく巻きすぎると血行障害が起こってしまうため、ストッキングの方がおすすめです。

 

◆圧迫下での運動療法

圧迫下での運動療法とは、ストッキングをはいたまま屈伸をしたり腕を回したりなど簡単な運動を行い、より効果的にリンパ管を刺激してリンパ液を流しやすくします。
この運動の回数や方法はリンパ浮腫療法士の指示にしたがい、患者さんに適した回数と方法で行わないと浮腫みの悪化や炎症の原因になります。
浮腫み改善には適度な運動は必要ですが、やりすぎは厳禁です。
くれぐれも注意をして行いましょう。

 

自分の症状に合わせたケアを行いましょう

リンパ浮腫はアフターケア次第で症状を緩和する事は可能です。
そのアフターケアもクリニックによって多少異なります。
中にはメドマーという空気圧を利用したマッサージをリハビリの際に受けることが出来ます。
メドマーはリンパ浮腫だけではなく、帝王切開前後の足のむくみや下肢静脈瘤の予防、筋肉の疲労や冷え性にセルライト予防など様々な効果を発揮します。
圧力も常に一定なので、リンパドレナージでは得られない効果を感じることも出来ます。

その日の体調によってマッサージが十分に出来ない患者さんもいると思いますが、こういった日にメドマーは大活躍します。
家庭用としては脚用の空気圧を利用したマッサージ器があります。
これを利用するのも良いでしょう。
ただし使用する前に必ず医師に相談をしたうえで使用しましょう。
アフターケア次第で辛い症状も緩和され、日常生活も支障がなく今まで通り過ごすことも十分可能です。

静脈が見えなくなってきた

つまんでもしわが出来ない

足がだるくて高くしても浮腫みが改善されない

などの場合はクリニックに相談しましょう。