がんの治療後のリンパ浮腫を治療するために知っておきたい4種類の方法

リンパ浮腫は再発する?

リンパ浮腫は再発する?昔からがんは私たちのすぐ近くにあり、死因の第一位も悪性新生物、いわゆるガンです。
ファミレスやコンビニは身近にある事で食生活が乱れ、欧米化の食事形態が浸透しています。
また仕事も忙しく休む時間もなく働いている人も多く、ストレス社会と呼ばれている現代では、がんの発症率も高くなってきています。
医療技術が進歩したことでがんで命を落とす人は少なくはなってきているものの、まだまだ身近な存在であることに変わりはありません。
このがんの手術が原因で、リンパ浮腫という後遺症が起こる事があります。
リンパ浮腫の原因は特定のがん治療を行う事で、リンパ節を切除してしまったり、放射線治療が原因です。

術後直ぐに発症する人も居れば、10年経ってから発症する人まで個人差があります。
この個人差が出る理由は、体格や体質に年齢など様々な理由があります。
症状も軽いものから重症までレベルは異なります。
そんなリンパ浮腫ですが、再発をする可能性があるのでしょうか。

 

がんの移転や再発によって起こる事も

がんの移転や再発という言葉は聞いたことありますか。
がんの組織を切除しても、取り切れずに再発をしたり既にがん細胞が転移した状態のことを言います。
実はこのがんの転移や再発によってリンパ浮腫が再発する可能性はあります。
乳がんの場合は肘の上下、婦人科のがんや泌尿器系のがんなら下腹部や脚の付け根に陰部周辺に現れます。

再発や転移によって、症状の進行具合でリンパ浮腫が再発することもあります。
発生したがんがリンパ管を圧迫してリンパ液の流れを遮ってしまうからです。

 

〇浮腫みの段階
浮腫みにも0期から3期まであり、

0期はリンパの流れに障害はあるがほとんど無症状の状態

1期は発症初期の状態で浮腫んでいる箇所を高く持ち上げると症状は回復する、患部を圧迫すると跡が残る状態です。

2期は、浮腫んでいる足を高く上げても症状は改善せず、圧迫するとはっきり跡が残ります。

2後期は体内の組織が硬くなり、圧迫しても跡が残らないこともある。

 

最後の3期は患部が硬く厚くなって圧迫しても後は残りません。

肌の色も濃くなりイボの発生など皮膚にも変化が現れます。

静脈が見えなくなると要注意と言われており、症状が進むと本来の脚や腕の太さを上回ってしまうため、本来見えるはずの静脈が見えなくなってしまいます。
患部をつまんでもしわにならない状態なら、浮腫んでいる状態と言えます。
日ごろからこのセルフチェックを行い、静脈が見えるかつまんでもしわが出来るかチェックをすることが重要です。

 

〇再発した場合

がんが移転してしまった場合、再び手術を行う事もあります。
その際、症状によっては新たにリンパ節を切除してしまう事もあるので、リンパ浮腫が再発してしまう可能性は考えられます。
その際今まで治療を行ってきた人は、同じく複合的治療を行ったり、リハビリや投薬、患者さんによっては運動や体重のコントロールに食事療法など必要に応じて様々な治療を行っていきます。

 

◆マッサージなどのケア

マッサージをして滞っているリンパ液の流れを改善したり、弾性ストッキングを使用して圧迫をしたり、圧迫したまま運動をしてケアをしていきます。
医療機関によってはメドマーという空気圧を利用したマッサージ器を利用してマッサージを行います。
下から上に向かってマッサージを行う事で、滞っていたリンパを流したり、筋肉疲労や冷え性にセルライトの予防の効果を発揮します。

 

◆食事や体重のコントロール

食事や体重のコントロールも重要です。
特に塩分が多い食事はリンパ液がにじみ出てしまい浮腫みの原因になってしまうからです。
そのため、塩分を控えた食事を指導していきます。
体重をコントロールすることで冷え性や浮腫みを改善していきます。
ただし無理に体重をコントロールしようと、食事のカロリーを極端に少なくするとリバウンドの原因や低血糖の原因となってしまうため、栄養士と相談をして無理なく長期的にみたダイエット計画を行っていきましょう。

 

再発後もしっかりケアをすれば症状を緩和できる

がんはいつ再発したり転移するか分かりません。
転移したり再発した後も、ケアによっては日常生活を今まで通り過ごすことも可能です。
そのためにも普段から身体の変化にきちんと注意をすることがポイントとなります。
普段自炊をせず、食事は脂っこい食事や塩分の多い食事をしていると、いくらリハビリや治療をしていても効果が半減してしまう事もあります。
バランスのいい食生活を中心に、適度な運動と体が冷えないようにケアをしていく必要があります。

手術をした場合、特に無理なリハビリをしますと症状が悪化してしまったり完治が遅くなる事もあります。
その際は、リハビリやセルフケアは傷口の治り具合に合わせて開始するようにしてください。
再発の可能性はがんの状態で誰にでも起こります。
ちょっとした体の変化や不安な症状があった際は、迷わず指定の医療機関を受診し、自分にあった治療を行うようにしましょう。

サイト内検索
治療法一覧
VASER超音波リンパ浮腫根治術
リンパ節移植術
LVA(リンパ管静脈吻合術)
保存療法(圧迫療法/マッサージ療法)
記事一覧