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リンパ浮腫ができていないか確認する方法とは?

人体にはリンパ管と呼ばれる管が体中をめぐっています。

血管は血液を通す管のように、リンパ管はリンパ液を通す管で、そのリンパ液の主成分はタンパク質や白血球などです。

特定のガンを摘出するとき組織と一緒にリンパ管を切除します。

その結果、リンパ液の流れが部分的に滞ってしまい浮腫むことがあり、それをリンパ浮腫と呼びます。

これは初期であればリンパ浮腫治療することで重症化することを防ぐことができるものなので、ここではそのリンパ浮腫の確認方法を述べていきます。

リンパ浮腫になりやすい人について

まずどのような人にできるのか知る必要があります。

リンパ浮腫とガンの一種であるリンパ腫と同じものだと誤解している人がいますが、この2つは全く違います。

リンパ浮腫とは、あくまで浮腫み(むくみ)であってガンではありません

先ほど述べた通り、ガンの治療によって後遺症ですが、全てのガン・治療で起こるというわけではありません。

リンパ浮腫となりやすい人のガン歴は乳がん子宮がん卵巣がん前立腺がん皮膚がんなど、その治療法として摘出手術もしくは放射線治療を行った人に発症しやすいです。

つまり、それ以外のガン歴や治療歴のない人はほぼ心配することはありません。

また、これに心当たりがあるからといってすぐにリンパ浮腫を発症するとはかぎりません。

10年後に発症するかもしれませんもしかしたら生涯発症しないこともありえます。

リスクがあることを認識して、定期的に発症していないかをチェックすることで早期発見早期治療をすることで重症化を防ぐことができるわけです。

発症するところはガンの種類と治療した部位で予測

では、体のどこをチェックすればいいのかというと、多くの人々はガンの治療部位だと勘違いされるのがそれは違います。

基本的に治療部位から末端方向のリンパ節あたりに浮腫み、つまりリンパ浮腫ができるます。

つまり、乳がんの場合ならば脇の根本や肘の上下あたり子宮がん・卵巣がん・前立腺がんの場合は下腹部・陰部・太ももの内側などになります。

皮膚がんの場合もその部位によって異なってきますが、治療部位から末端方向のリンパ節であることには違いはありません。

リンパ浮腫を発症する可能性のある人は、そこをポイントとして確認していけばよく、それ以外はさほど気にする必要もないです。

また、リンパ浮腫になったからと言ってすぐに大きなトラブルに発症するというわけではありません。

毎日チェックするのは大変なので数か月に1度くらいの頻度でチェックしていけば大丈夫でしょう。

発症して数か月ほどならばリンパ浮腫治療によって軽症のままで済ますことができます。

自己診断する方法とその後の対応について

では具体的にどのような確認方法があるか、ここから具体的に説明していきます。

自分自身でも簡単にできるのが視覚によるチェック方法です。

リンパ浮腫はリンパ液が溜まってしまうため、皮膚に厚みができてしまいます。

そのため、今まで透けていた静脈が見えなくなる傾向にあります。

皮膚に厚みが生まれることで、皮膚を摘まんだときシワが寄りにくくなるのです。

また、リンパ浮腫は先ほど述べたように腕や脚などに発症しやすいのですが、両腕(もしくは両脚)で同時に発症することは珍しいです。

そのため、両腕(両脚)の太さが違ってくるため、それも一つのチェック方法だと言えます。

もちろん、リンパ液が溜まる病気なので太くなった方がリンパ浮腫の疑いがありです。

見た目以外にも、体が重くなると言った症状に見舞われることがあります。

部分的に浮腫む状態になるためその部分が実際に重くなりますし、可動域も狭まることもあるからです。

ただ注意するべきは、視覚的に太さが明らかに違うとわかった時点では、すでに軽度症状ではなく中期から重度症状となっている可能性があります。

重度症状になると皮膚が乾燥したり、可動域が狭まり日常生活にも支障をきたす場合もあるのです。

そのため、なるべくならば静脈が見えなくなった状況のときには医師に診察してもらうよう心がける必要があります。

ここで述べているのはあくまで自己判断であり、それが正しいとはかぎりません。

その症状はリンパ浮腫によるものかもしれませんし、または全く別の原因による可能性もあるからです。

残念ながらリンパ浮腫は完治する治療法はないものの、症状を緩和させ日常生活を過ごせるようにはなります。

疑いを感じたらすぐに医師に相談して、医師の判断に従うようにしてください。