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リンパ浮腫ができてしまった時の衣類の選び方とは

専門の病院では、リンパ浮腫治療に対しての着衣を用意してくれています。

もちろん最終的にはこうした着衣が必要ですが、日頃のファッションにも気を付けるべき点があるようです。

リンパ浮腫になった場合浮腫を和らげることが大切で、窮屈さのない服を選ぶようにしましょう。

リンパ浮腫ができたら日常生活に着目する

リンパ節を切除した方のなかには、老廃物を排出させるためのリンパの流れが悪くなり、リンパ浮腫を起こすことががん治療専門の病院から報告されています。

ちなみに、リンパ浮腫はリンパ節を切除したことが要因ですが、放射線治療や転移の有無を調べる生検が原因になる可能性もあるようです。

また、痛みや熱感などを伴う感染症である蜂窩織炎を起こす可能性も少なくはないようで、重症化させない対策や予防法も知っておきましょう。

進行してしまっては完治するまでに時間も治療費の負担もかかります。

もちろん、万一発症しても早期発見から適切な治療が受けられるので、重症化を防ぐことができます。

万が一、リンパ浮腫ができてしまったのなら日常生活のなかでは衣類選びに気を付けましょう。

締め付け感のないゆったりしたサイズを選ぶ

手術した部位、例えば上半身の手術であったのなら、腕まわりを局所的に締め付けるような衣服を身に着けるのは避けておきましょう。

下着も同様、時計や指輪などのアクセサリーも外しておきましょう。

衣服では、痕が付かないものを選ぶようにします。

下着もブラジャーの肩紐が食い込まないように、できるならばノンワイヤーあるいはタンクトップやキャミソールと一体になったカップ付きを選びましょう。

同時に、衣服はワンサイズ大きいものを選ぶことがポイントです。

というのも、食事をした後にはお腹まわりも窮屈になりますから、ゆったりしたものを身に着けておくことで浮腫知らずです。

下半身であれば、靴下も足首部分のリブがきつくないもの靴は反対に自分の脚にフィットしたものを選びましょう。

サイズの合わない靴を履くことで浮腫を誘発させてしまいますから、選び方には注意しましょう。

特にバレエ靴などのペタンコソールがおすすめです。

他にも細菌感染によるリンパ浮腫という状態も懸念されています。

できるだけケガや虫刺され、日焼けなどを起こさないように配慮しなければなりません。

屋外では長袖のゆったりサイズの衣類手袋などを身に着けることをおすすめします。

皮膚の乾燥も大敵となるので、素材選びもポイントです。

コットン素材がおすすめで、反対に速乾性の高い素材は避けましょう。

乾燥を防ぐためには保湿性のあるスキンケア製品を用いることも大切ですし、UV加工された衣類がおすすめです。

治療専用の衣類を身に着けること

リンパ浮腫ができてしまったなら、専門の病院ではリンパ浮腫治療が提案されます。

その際にはリンパ液が溜まらないように弾性着衣を身に着けますが、腕の浮腫には弾性スリーブ、脚の浮腫には弾性ストッキングを身に着けます。

リンパ浮腫治療においては、腕や脚が付け根よりも下になる昼間の活動時に焦点がおかれています。

どうしても、立ち姿勢であるがゆえリンパ液が下半身に溜まってしまうので、起床したらすぐに身に着けることになります。

段階的に締め付けがゆるくなる加圧構造、これによってリンパ液が心臓に戻るのを助け、浮腫を軽減できる仕組みです。

パンスト型でウエスト位置までの弾性着衣もあれば長さの違いだけでなく、足先が開いているもの・閉じているものもあります。

冷え症であったり、ビジネススーツを着用するのであれば、パンスト型でお腹まわりが冷えない対策ができます。

腕の浮腫がある時には、弾性スリーブを身に着けます。

手首から腕の付け根までのものや手の甲まで覆われていて、指先が出るものもあります。

デスクワークなど、作業時に指先が出ていないと不便であればこうした機能性で選びましょう。

 

着脱方法については、医師から必ず指導を受けます。

というのも、着け方が間違っていると効果がないからです。

そうはいえども、治療専用となる衣類になるので不格好になる懸念もあります。

その際には、ゴムのゆるいロングスカートパンツの下に履いたり、長袖のインナーに用いるなど、ファッショナブルに身に着けることもできるため、コーディネートの違和感をなくすことができそうです。

正しい身に着け方を早い内から覚えなければ意味がありませんから、着脱の練習も必要でしょう。