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リンパ浮腫はセルフケアが大切?

リンパ浮腫はがん治療の影響によって発生したりすることもありますが、がん治療を行うと必ず発症するわけでもありません。

また、この場合はその状態に合わせて適切にリンパ浮腫治療を行う必要がありますが、それ以外にもセルフケアが重要だと言われることは少なくありません。

 

そもそも知りたいリンパ浮腫のこと

 

リンパ浮腫とは、リンパの流れが滞ってしまうことによって体の各部分に発生するむくみのことをいいます。一般的にはがんの手術や放射線治療を行なった場合、さらに化学療法を行なった場合の後遺症として起きることが多くなっています。

通常、リンパの流れが正しければ何も問題は起きませんが、流れが滞ってしまうとタンパク質が回収されなくなってしまいます。それによって結果的に徐々にむくみが発生するようになり、足だけでなく体の各部分へと広がっていきます。

症状が出る箇所は人によっても違いますが、足だけでなく下半身、さらに人によっては上半身にもむくみが広がることも珍しくありません。もちろん水分バランスが悪くなるので体重も増えてしまい、痛みや体の違和感を覚える場合も多々あります。

この場合、軽度な時は運動や食事制限などでも対応することはできますが、症状が重くなればなるほどリンパ浮腫の治療もハードなものになっていきます。もちろん1回でなんとかなるものではなく、治療は今後継続して行なっていかなければならないので、その点には注意しておきましょう。

 

毎日のセルフケアが結果を大きく左右

 

一般的にリンパ浮腫治療は病院で行われており、適切な治療を施すことで症状の改善を期待することはできます。しかし、病院に行けばそれだけでなんとかなる、絶対に治ると言うわけではなく、日頃のセルフケアが必要不可欠です。

そもそも、リンパ管の中には色々な物質が回収されていきますが、それらの物質は自分の意思に合わせて作ったり作らなかったりすることができるわけではありません。毎日どんどん生産されている状態となっており、停止してほしいと考えても止まってくれることはありません。

だから、毎日病院に通って治療を受ければ別ですが、通常、リンパ浮腫の治療で毎日病院通いをするということはないと言って良いでしょう。つまり、病院での対応だけでは日々発生している体内物質の処理に対応していくことは至難の技だと言えます。

だから、病院にいくことができないという時は、自分で行うケア、つまりセルフケアでなんとかしなければならなくなります。もちろん、セルフケアと言っても特別なことをする必要はなく、さらに毎日無理なく続けられるように習慣化する必要があります。

 

一般的に行われているセルフケアの方法

 

リンパ浮腫の場合のセルフケアの方法としては色々と行われていますが、一般的に行われているのがドレナージと圧迫療法です。ドレナージとは日本語で排出という意味になり、この場合は手のひらでむくみのある箇所をマッサージするように押していきます。

そして皮膚の表面を滑って動くように流すことで、リンパ液がリンパ節へ流れ込むように促せます。むくんでいる箇所に刺激を与える際はそれほど力を強く入れる必要はなく、まずは優しくマッサージするようなイメージで手を動かします。

この方法を用手的リンパドレナージと呼び、セルフケアの方法として推奨されている方法の一つです。もう一つは圧迫療法と呼ばれるもので、皮下組織内の圧力を高くすることで、リンパ液がたまってしまうのを防ぐ目的で行います。

この場合は手で施術を行うのではなく、弾性ストッキングなどを着用する方法か、弾性包帯を巻く方法がとられています。弾性ストッキングなどは毎日着用するのが望ましいのですが、なかなか難しいということも決して少なくありません。

したがって、これらの2つの方法がセルフケアとしては行われていますが、その人の状況によってどちらかの方法だけが行われていることもあります。

 

リンパ浮腫自体はがんの治療の影響によって発生することがありますが、その場合、病院で正しくリンパ浮腫治療が行われることが重要です。とはいえ、病院には毎日通うわけではないので、リンパ管に回収される体内の成分がたまっていってしまいます。

たまった状態になるとリンパ浮腫の改善がなかなか進まないことになるので、病衣に行くだけでなくセルフケアも重要になってきます。セルフケアでは多くの場合、ドレナージと圧迫療法が行われますが、その人の状態に合わせて行うようにしなければなりません。

ドレナージでは用手的ドレナージが行われており、簡単に言えば軽いマッサージを行うような感じのものです。これを行うことによって抹消にあるリンパ液をリンパ節の方に流すことが期待できるので、毎日行うようにします。

また圧迫療法では弾性ストッキングや弾性包帯を利用して圧迫する方法がとられており、毎日身に付けるようにします。リンパ浮腫自体は放置しておいてもよくなっていくと言うわけではないので、体が重く、だるく、そしてやる気が出ない状態にならないように適切な治療を行います。

またドレナージと圧迫療法は併用して行う場合もありますが、その人の状態によってはどちらか一方だけということもあり得ます。