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リンパ節を切除する効果やメリット・デメリット

リンパ節を切除する効果やメリット・デメリット

リンパ節炎になったりした場合にはリンパ節の切除が必要となることがあります。
リンパ節を切除すると聞くと大事にも思えますが、こうした治療法はポピュラーなのものです。
こうしたリンパ節を切除することはメリットとデメリットがそれぞれありますが、より適切な治療法を選択できるようになるためにも詳しくなっておきましょう。

そのメリット・デメリットとは?

リンパ節の切除をするメリットについて紹介しましょう。

○リンパ節の手術はそこまで負担がかかるものではない

例えば、リンパ節の手術はそこまで負担がかかるものではないこともポイントです。
盲腸を切開したりする手術と違ってリンパ節の切除自体は体にもそこまで影響を与えてしまうこともありませんし、リンパ節の切除が失敗して手術中に死亡するといったこともほとんどありません。
このため、他の切開手術よりもより容易に行えるメリットでしょう。

 

リンパ節を切除することで一気に症状が改善

また、リンパ節を切除することで一気に症状が改善することもあります。
例えば、病原菌などが侵入してリンパ節が痛む場合にはリンパ節を切除することで痛みが一切なくなることも。
特に抗生物質などが効かない場合にはリンパ節の切除手術が助けになってきます。
他に、リンパ節が唯一の治療法であることも時にはあります。
この場合にはあまり悩むことはできません。

 

リンパ節を切除するメリット

リンパ節も箇所によっては事ある毎に炎症を起こすこともあります。
このようなリンパ節も切除して除去してしまえば問題を金輪際解決することも可能になってくるのです。
これもリンパ節を切除するメリットの一つでしょう。

 

リンパ節を切除するデメリット

リンパ節を切除することによるデメリットもあります。
そもそもリンパ系は血管から染みだした水分を心臓に戻す働きも担っています。
この水分のことを組織液と呼びます。
もしもリンパ節を切除するとこの組織液も行き場がなくなってしまい、水分の帰り道がなくなって水が体内に溜まってしまいます。
これによって体内で水腫を起こすことがあるのです。
これはかなり厄介なもので、このためにリンパ節の切除をためらう人もいます。

 

リンパ浮腫

リンパを切除すると体内をめぐるリンパの流れが悪くなります
これにより手や足などがむくんでしまうことも
これをリンパ浮腫と呼びますが、もしもこうした症状が生じた場合にはマッサージなどをして対策することもある程度は可能です。

時によってはリハビリテーションが必要になることも。
この場合には手術後、7日後を目安として初めて行くこととなります。
このようなリハビリテーションなどの手間もあることも難点の一つです。

 

リンパ節切除

これ以外に後述するような悪性腫瘍のリンパ行性転移が起こった際にリンパ節切除が行われることもあります。
この際にリンパ節切除をしてもがんの改善にはあまり役立たないということも指摘されています。
こうしたリンパ節の切除効果自体を疑う声もあることは知っておくと良いでしょう。

 

リンパ節切除手術の難点

リンパ節を切除すると免疫力が低下することもあります。
そもそもリンパ節は体内に侵入した異物などをせき止める関所としての役割があります。
このリンパ節がなくなることで免疫力も低下してしまい病気にもよりかかりやすくなる危険性があるのです
これも気をつけておきたいリンパ節切除手術の難点でしょう。

こうしたメリット・デメリットを知っておけばリンパ節の切除もより選択肢しやすくなるはずです。
特にリンパ節切除によって水腫を起こすことなどもあることは理解しておかないといけません。

リンパ節の切除が必要となるケース

リンパ節の切除が行われる例についても見ていきましょう。

 

抗生物質などが効かない

例えば、リンパ節の切除は単にリンパ節が炎症を起こした場合にも用いられることがあります。
リンパ節が炎症を起こした場合にはまずは抗生物質の投与などで治療が行われますが、抗生物質などが効かないとリンパ節の切除が必要となることもあるのです

 

リンパ節郭清

また、悪性腫瘍のリンパ行性転移が起こった際に対する処置として切除が行われることもあります。
これはリンパ節郭清と呼ばれるものです。
リンパ節に悪性腫瘍が発生した際には他のリンパ節に転移することがありますが、リンパ節郭清をすることにより悪性腫瘍が広がることを防ぐことができるようになります。
このリンパ節郭清は初期のがん治療としてはある程度有効なものですが、がんが進行している場合にはリンパ節郭清では対処が難しいこともあります

 

他の選択肢も検討・柔軟に考えよう

このようにリンパ節の切除が行われるケースはいろいろとありますが、リンパ節の炎症にしてもリンパ行性転移にしても必ずしもリンパ節の切除が必要になるわけではありません。
このため、医者からリンパ節の切除を勧められた際も「他の選択肢はないのか」どうか検討してみる事が大事でしょう。
例えば、リンパ節の炎症程度であれば抗生物質などで十分に対処できることがあります。
もしも医者が強固に切除を勧めるようであればセカンドオピニオンなども利用してより柔軟に考えるようにすることが患者としても大事でしょう