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リンパ浮腫が出来ないようにする対策方法は?

知らないうちにリンパ浮腫を悪化させていませんか。意外なことがむくみを悪化させる原因になっていたり、健康のために良いと思っていた習慣が逆にむくみを誘発していた、という声は珍しくありません。リンパ浮腫は怖い病気ではありません、正しい知識を身につけて毎日のケアを続けることが何より大切なことなのです。

 

 

 

リンパ浮腫を起こさないために覚えておきたいコト

個人差が大きいといわれているリンパ浮腫は、症状の出る場所も違えば出るまでの期間も異なるのが特徴です。しかし一方で、炎症や過度な負担をきっかけに発症することもあるため、自分で注意を払えばむくみが出ないようにする、あるいは出る期間を遅らせることも可能と言えるでしょう。

ではリンパ浮腫を起こさないために覚えておくべきポイントをご紹介します。まずひとつは、洋服や装飾品を選ぶ時に過度な締め付けのあるものは避けましょう。きつめのゴムが入った靴下や下着、ブレスレットを身に着けていると、その部分だけ赤く跡が残ることがあります。こうした締め付けによって血流が悪くなってしまい、むくんだり血色が悪くなった経験は誰にでもあるでしょう。これと同じ現象でむくみが発症してしまうため、避けるほうが安全です。

また、適度な運動は健康に良いといわれていますが、リンパ浮腫の可能性がある場合は激しい運動がかえって却って逆効果になる可能性があります。筋肉痛が残るような強度の高いトレーニングや、手足を大きく振るような運動では炎症が起きやすく、むくみの原因になりかねません。

運動だけでなく、引っ越しのように重い荷物を持つときや、アウトドアなどのレジャーでも激しく動きすぎないよう意識付けが必要です。特に旅行などではついつい色々な所に足を運んでいつもより運動量が増えたり、飛行機やバスなどの移動で体が窮屈な姿勢になることでむくみやすくなるシーンが多く見受けられます。楽しい時間でありますが、体の様子には最新の注意を払って過ごしたほうが良いでしょう。

意外と知らないリンパ浮腫の治療法

女性などがむくみや脂肪燃焼を目的として行うマッサージですが、リンパ浮腫の治療にもマッサージと似たものがあります。これはリンパドレナージと呼ばれ、一見するとマッサージのようですが、リンパ液の流れをよりスムーズにする医療的な処置のことです。ですから、美容を目的としたクリニックやサロンなどでは行われておらず、医療機関でなければ利用できないため注意が必要です。

ちなみに、検索エンジンなどでリンパドレナージを行っている医療機関を探すこともできますから、治療を受けたいときにはこうしたサイトを活用しましょう。リンパドレナージ以外にも圧迫療法と呼ばれる治療法があります。基本的にはリンパドレナージと並行して利用されることが多く、むくみが発生している部分に強い圧を欠けて、リンパ液や流れが滞ってしまうのを防ぐ役割があるのです。

弾性着衣とよばれる特殊な道具を身に着けてゆっくりと運動するのが主な治療内容となります。着用する部分や着用時間はリンパ浮腫の箇所や度合いによって異なるため、医師の指導が必要になります。圧迫療法は自分で行っても効果がなかったり、逆に悪影響を及ぼす可能性がありますから、医師と相談の上、医師の指導を守って行うことが重要です。

こうした治療方法については病院はもちろん、支援センターのようにガンを専門としている相談窓口などでも紹介しているケースがあります。さらに、保険が適応される治療とそうでない治療(自由診療)の療法があるため、治療費に不安がある場合には、医師にそのことを伝えた上で、保険適応内の治療を進めたほうが良いでしょう。

こまめなボディチェックでむくみ対策

治療法も確立されているとは言え、放置しておけば生活に支障を来す可能性もあるため、軽視できないのもまた事実です。だからこそ、リンパ浮腫はできるだけ早い内から治療を進めることが推奨されています。そのための対策として、こまめにボディチェックをすることが挙げられていることを知らない人も多くいるでしょう。

自分自身の体を触ったり鏡で見ながらチェックする方法で、むくみの早期発見には非常に有効と言われています。皮膚を指でつまんでみる、手首の太さを逆側の手の親指と人差し指ないしは薬指で測るクセをつけるだけでもずいぶんと違うでしょう。むくみがひどくなると皮膚が指でつまめなくなったり、手首が太くなってこれまでとは違う感覚になるはずです。このように日頃から簡単にできるむくみチェックを対策として取り入れることで、万が一リンパ浮腫になっても早くに対応することができるでしょう。

 

発症するかどうかは人によって異なりますし、そのきっかけも様々です。だからといって諦めず、毎日自分にできるチェック法を取り入れたり、むくみを悪化させないように心がけることは大切なことでしょう。あまり神経質になりすぎず、それでいて自分の体にとって楽な過ごし方やケア方法を見つけること、これが病気と長く付き合い、それでいてストレスフリーにいるためのコツなのかもしれません。