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保存療法(圧迫療法/マッサージ療法)

「保存療法(圧迫療法/マッサージ療法)」は、圧迫療法とマッサージ療法を中心とした複合的な治療法です。そのため、漏れ出したリンパ液を再吸収させることはできませんが、リンパの還流を正常に戻す効果が期待できます。

この方法では、弾性包帯を巻いたり弾性ストッキングを着用して患部に適度な圧力をかけ、さらにマッサージを行うことでリンパ液の排出を促し、むくみを改善させます。

しかし、保存療法は姑息的治療であるため、リンパ浮腫を根治できるものではありません。また、圧迫やマッサージのしすぎによってリンパ浮腫が悪化したり別の症状を引き起こす可能性もあります。リンパ浮腫を完全に治したいのであれば、別の方法を検討する必要も出てくるでしょう。

保存療法(圧迫療法/マッサージ療法)とは

「保存療法(圧迫療法/マッサージ療法)」とは、複合的理学療法を中心とする保存的治療です。このうち圧迫療法とは、弾性包帯や弾性ストッキングをつけて足に適切な圧力をかけてリンパ浮腫を治療していく方法で、主にリンパ浮腫の初期治療として有効です。

圧迫療法の実施方法には、「弾性包帯(バンデージ療法)」と「弾性ストッキング」などの弾性着衣を装着します。そして保存療法ではさらに、弾性着衣で圧迫した部分にマッサージを行います。

手術ではないので入院の必要がなく、施術時間も15~30分と短時間で済みます。

保存療法(圧迫療法/マッサージ療法)の目的とメカニズム

保存療法のうち、圧迫療法では患部に弾性包帯を巻いたり弾性ストッキングを着用したりすることで常に患部に圧力をかけて圧迫をして、リンパ液排液を促します。その上で、さらにリンパ液の流れを上げるためにマッサージ療法を行います。

「保存療法(圧迫療法/マッサージ療法)」は漏出したリンパ液をリンパ管に再吸収させることはできませんが、水性の浮腫みを血流に再吸収させたり圧力が高くなっているリンパ管を体外から圧迫やマッサージを加えて一時的、または持続的に還流を少しでも正常化させようとする姑息的方法となります。

保存療法(圧迫療法/マッサージ療法)のメリット

圧迫療法による効果には、リンパ液の逆流を防ぐ、水分が細胞のすき間にたまらないようにする、筋肉や関節のポンプ作用により、リンパの流れを促進する、などがあります。

また、マッサージ療法(医療リンパドレナージ)は、細胞のすき間に過剰に滞っている組織液やリンパ液を専門的なマッサージ技術により健康なリンパ管へ誘導して、むくみを改善させることができます。

これらの治療を複合した「保存療法(圧迫療法/マッサージ療法)」は初期の軽度リンパ浮腫に効果が期待できます。

保存療法(圧迫療法/マッサージ療法)のデメリット

「保存療法(圧迫療法/マッサージ療法)」では、リンパ浮腫を根治できません。弾性ストッキングなどの弾性着衣を不適切に使用すると患部にくい込み・発赤などが起こることがある一方で、マッサージをしすぎると更なるリンパ管の破壊やリンパ漏が認められ、リンパ浮腫が悪化したり蜂窩織炎を発症する可能性があります。

マッサージは毎日実施する必要がありますが、患部の状態に合わせたマッサージは、程度の調整と継続が困難です。

入院の必要がなく、手術ではないため他のリンパ浮腫治療法よりも安価で済みますが、圧迫に必要な弾性着衣は約半年ごとに買い替えが必要です。

医療機関へのアクセス

保存療法(圧迫療法/マッサージ療法)は各医療機関で受けることができますが、そのうちの1つをご紹介いたします。

両国あしの治療院:〒130-0026 東京都墨田区両国2-18-2 さとうビル301
最寄り:両国駅より徒歩1分